「言葉にならない想いが
吐き出されるように
一雫の涙となって 落ちる」
「ものを言わぬ世界と、
ものを言うことすら許されない私
世界の終焉とともに、
間もなく私の細胞も
呼吸することを 止めるだろう」
「赤土へと還りゆく生命と
その歴史はまるで
一幕の人形劇の様に
カタルシスへと落ちていく」
「仕組まれたマリオネットたちの狂騒
私達の生命に意味はあったのだろうか」
「いつかまた巡ったならば、
答え合わせができるのだろうか」
「今はただ、この黙劇の世界に
夜明けの鐘が降る事を
希うばかりだ」
ハイン
ねえ、ハイン
願いはまだ叶ってないよ
テッタロテッタ テトレロレテト
テッタロテッタ 言葉が枯れ葉なら
見つめて御覧よ世界を 聞こえてくるよ希いが
テロレロレロレロネネナロレロネネナラトテレ、と
見つめて御覧よ世界を 聞こえてくるよ希いが
怒り 悲しみ 憂いに満ちた 芝居じゃないその声が
苦しいんだ
Give me a Laska
希いは
また叶わないな
無駄だった
時間を還して
過去に意味はありますか
未来に意味はありますか
造りあげたもの愛し合ったもの崩れ行くものに
全て意味はありますか
ボクら全て無駄ですか?
希望を歌に仕舞い時に希い届くなら
大地に芽吹風波に歌い
海嘯に飛沫天空を渡り
萎れる花枯らさぬ慈陽が
陰り 散りるとも
それでも生き 背負い業
祈り 末枯り 壊れ 狂い
再び大地は息吹き 歌い
黙劇に鐘を希う
「希望の鐘を鳴らそう」
「誰かが落とした涙の跡には
きっと新しい命が息吹く」
「諦めないよ
ここは僕達の黄金郷だから」