忘れちまったな、はじまりの言葉
何をしたかったっけ
沢山間違ったが、恥ずかしながらさ
今も生きてるよ
生まれ変わる一日と
生まれたときの日々を
重ねては織り連ね
飛ばしたんだ 無茶を言ってさ
最後のフライト
風を編んで 風を編んで ゆくんだね
日の揺らる空へ
風を呼んで 風を読んで ゆくんだぜ
見えやしない道へ
この旅の果てにあるものがみたいなら
肩を組んで 風を編んで ゆくんだぜ
日の旗の悠空へ
変わっちまったな、あの頃のぼくら
ひよどりみたいだった
成長したんだな、それぞれの歩幅
横には居ないけれど
傷を追った言葉たち
殴り書いた言葉たち
丸めても隠せずに
飛ばしたんだ 本音を言ってさ
良かれを思った
風は止んで 風は止んで 雲くらげ
陽の眠る空へ
愛は病んで
春待ち浮寝鳥
この冬の果てにあるものが終なら
糸を編んで 春に織って ゆくんだぜ
また次の空春へ
左を向いて行ったっていいよ
右を向いて行ったっていいよ
辿り着く場所は夢だ
生きて詩と飛べ
風を編んで 風を編んで ゆくんだね
陽の揺らる空へ
風を呼んで 風を読んで ゆくんだぜ
見えやしない道へ
この旅の果てにあるものが見たいから
肩を組んで 風を編んで ゆくんだぜ
日の旗の悠空へ