「やがて 意識も臓器も
「
破れた金魚
転がり覗き滲む
誰もいない方へGo Way
この海は虚無と無限の暗闇に飲み込まれる人間珊瑚
楽園は深いの
離さないで 抱いて沈んで
提灯鮟鱇みたいに
真暗な
浮たり浮たり行こう
そう未来には独りきりじゃない
やがて君はボクに連なり
ボクはやがて僕等と変わり
流れるように命ふたなりにSinking
行くあてはなく
帰るすべも知らず
希望という名の提灯をたよりに進む片道切符
時間は進む
旅は続く
潜航、闇を恐れずに進もう
例え探しものが見つからなかったとしても
提灯鮟鱇
未来に真っ逆さまの死骸に埋もれたらいいわ
希うなら ほらアンコール
何時でも
醜くとも融けて生きてる
月はまるで
地球が
あ、そっか
僕等すでに一つだった
浮かんで、
沈んで、
不器用でも
ただ生きていたい
提灯鮟鱇みたいに
真暗な
浮たり
提灯鮟鱇
未来に真っ逆さまの死骸に埋もれたらいいわ
浮たり
提灯暗航
提灯暗航 何処まで?
何処まででもゆこう
ただ生きていく